第19回GRS海外協力事業

日本・カンボジア平和友好使節団
1993年(平成5年)2月22日〜27日


義援金3万ドル、医薬品5000ドル分がカンボジア赤十字社に贈呈された
 


カンボジア赤十字社のDr.ミー・サムディ副総裁(右)
 

日本のPKO法案が可決した年。GRSはカンボジア紛争地域で自衛隊と共に活動した
 
第19回「日本・カンボジア平和友好使節団」五味団長一行20名は、2月23日、タケオのUNTAC日本隊の駐屯地において、俳優の藤岡弘、舘ひろし、歌手のジョー山中さんらが特別出演しての、UNTAC隊員慰安会を開催、日本から別送した冷凍寿司600食、ビール、日本酒各600本、他羊羹など多数の慰問品を差し入れた。 この後使節団は、プノンペンのナショナルシアターでチャリティーショーを開催、義援金3万ドルと医薬品5000ドル分を、カンボジア赤十字社に贈呈。さらに数か所の孤児院へ、学用品、菓子類などを贈った。 また使節団は、王宮にシアヌーク殿下を表敬訪問。約30分会見したほか、コン・ソム・オル副首相、ドクター・ミー・サムディー厚生副大臣兼赤十字社副総裁、今川幸雄日本大使らと懇談した。

●世界で一番地雷が多い国●
この東南アジアの一つの国だけで400万〜600万個の地雷が埋まっているといわれている。そのほとんどはベトナム戦争やポルポト派などの内乱によるものだった。いちど設置された地雷は雨が降るたびに地面の中を流れ、どこに行ったかわからなくなる。そして、その撤去にはいっこいっこ慎重な作業が必要。カンボジアで暮らす人たちは、戦争が終わって今なお、常に地雷の恐怖と隣り合わせで生活している。



















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