第40回GRS海外協力事業

『日本・アルゼンチン・ブラジル文化・スポーツ使節団』
1998年(平成10年)9月28日〜10月7日



移民90年祭第29回老人週間を記念して開催された「文化・スポーツの夕べ」訪問団を代表してあいさつする五味団長(サンパウロ文化協会記念講堂)
 

秋場所で十両にカムバックした星誕期。久しぶりの母国での晴れ姿。相馬英樹相撲連盟会長と、星安出寿が太刀持ち役
 

アルゼンチン、ブラジル国境にあるイグアスの滝。ブラジル側で記念撮影
 

グローバルレインボーシップ(GRS)第40回海外協力事業「日本・ブラジル、アルゼンチン文化・スポーツ使節団」=団長五味武本紙会長に、俳優の藤岡弘さん、歌手のジョー山中さん、女優で歌手の春日宏美さん(元SKD)、アルゼンチン出身の力士の星誕期、星安出寿(陸奥部屋)、世界空手道連盟士道館の添野義二館長、世界チャンピオンの村上竜司選手ほか、GRS・山田八蔵、安田昌史、松本義昭各理事など一行22名が、9月28日〜10月8日の11日間、ブラジル=サンパウロ、アルゼンチン=ブエノスアイレスを訪問、日本人を中心としたチャリティーイベントが開催され、サンパウロで1500人、ブエノスアイレスで2000人が参加した。
  尚、この事業は、「日本・アルゼンチン修好百周年記念」「ブラジル日本移民90年記念」の奉祝行事として開催されたものであり、GRS使節団は、ブラジル、アルゼンチンで、孤児院、老人ホーム、身障者施設など8ヶ所を慰問、日本から運んだ食料品、日本玩具多数をプレゼント、日用品購入費として各施設へ500ドルずつ贈ったほか、またサンパウロ老人会へ1000ドルと、アルゼンチン相撲連盟へは、日本から運んだ仮説の土俵マットが寄贈された。尚、この事業には、国際交流基金、日本財団、日本馬主協会連合会など公的機関のほか橋本前首相、野中官房長官、森自民党幹事長などの協力があった。

●アルゼンチン貧困問題●
2002年、アルゼンチンが経済危機に直面した時期、貧困率は6割近くにまでたっした。懸命な経済復興により、2006年の統計によると貧困率は全体の25%程度にまで下向する。だが、14歳未満の半数以上が貧困生活を強いられているという。半数以上の子供が満足な教育を受けられていないということだ。経済危機から脱した今、この貧困と教育問題の克服がアルゼンチン政府が抱える急務である。

参考:国会タイムズ-1094号




















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