第39回GRS海外協力事業

ジャピーノ(日比混血)救済!!
   



義援物資は「イガ・フィル財団」を通じて各施設に贈られた。


 


性的虐待を受けた少女と捨て子を収容している社会福祉発展省の養護施設DSWDを慰問。写真はwelcomeパーティでの義援物資の贈呈風景


 


ボホール島、ゴミを漁って生活している子供たち。スカベンジャー・チルドレン孤児院にプレゼント

 


 

GRS第39回海外事業は、五味武理事長を団長に17名の理事、会員が、フィリピン・セブ島で、ジャピーノ(日比混血)孤児・精薄児・身障者・スカベンジャーチルドレン(ゴミを拾って生活する子供たち)土着民アエヌ族などの施設6箇所を慰問、義援物資(ミシン・ベッド・机・米・学用品・運動用品・中古車など)約2万ドルを、フィリピン財団「イガ・フィル財団」=伊賀淳理事長=を通じて各施設に贈った。ジャンピーノ救済活動をしている「イガ・フィル財団」の理事長伊賀淳氏(GRS理事)の要請に応えて、GRSは全面協力を決め、五味武理事長(本紙会長)を団長に、理事・特別会長、賛同者など17名が、イガ・フィル財団の本拠地セブ島へ飛んだ。各施設では、ろう者の子供たちの手話の踊りや民族舞踊、盲目の子供たちの合唱など、精一杯歓迎する子供たちの気持ちが伝わってくる。中でもジャピーノを約510人収容しているイガ・フィル財団の歓迎会(同財団4周年記念)では、4才から17才までの20人の孤児たちが片言の日本語を混えて「私のお父さん××××です。お母さん××××です。私は××××です----」と親を求めて切々たる訴えに涙が止まらなかった。彼等の精一杯の歓迎に応えて、わがGRSのスターのジョー山中さんがカラオケでアカペラで得意のノドを披露した。記念パーティーには、有名なホナサン上院議員や、日本領事館(日根居誠領事)の大湊諭副領事ら地元有力者約200人が参加した。
 
●ジャピーノとは●
日本人を父に、フィリピン人を母に持つ子供を「ジャピーノ」と呼ぶ。フィリピン全土で公称2万人、実数8千人と言われ、そのほとんどが、父親に見捨てられている。父親だけでなく母も消え、縁故者が預かったり、最悪は捨てられ、孤児となったジャピーノたちに、現地の人達の目は厳しい。

参考:国会タイムズ-1092号




















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